青皮(せいひ)

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「基源」
科名:ミカン科/属名:ミカン属
和名:ポンカン/生薬名:青皮(セイヒ)/学名:Citrus reticulata Blanco
神農本草経に橘柚として収載され、一名橘皮とある。青皮は未熟で小さく、大きなものは橘である。青皮は未熟な橘皮である。
.ミカン科のおよびその栽培変種の乾燥した未成熟な果実の果皮である。ウンシュウミカン、ダイダイ、オレンジ、ナツミカンの果皮も出回る。5~6月頃に落下した幼果・青い未成熟果実の果皮を集め陽干する。

「出典」 神農本草経 上品
「別名」 青皮(ジョウヒ)、青橘皮(せいきっぴ)、青柑皮など
「性味」 苦、辛/温
「帰経」 肝、胆、胃

「成分」
精油、ヘスペリジン、シネフィリン。
「効能」
芳香性健胃、駆風、去痰、鎮咳。青皮は肝、胆の気分に入り、降せつの効が比較的高い。
「薬理作用」
疏肝破気、散結消滞。
健胃作用〔陳皮と同じ〕、行気・化滞(不消化物を除去すること。)作用〔陳皮より強い〕、発汗・去寒の効能もある。
「応用」
1.肝気鬱滞による胸脇部の脹通、乳房脹痛および脱腸痛などの証候に用いる。
青皮は辛散温通で苦泄下行し、それは陳皮と同じではない。
青皮と陳皮の性は比較的温和で脾肺の気分に入るが、青皮は性質が烈しくて疏肝破気、散結化滞の力が強い
脇痛に柴胡、鬱金を、乳房脹痛あるいは結塊に柴胡、香附、青橘葉などを配伍し、急性乳腺炎による腫痛には、よく瓜萎、金銀花、蒲公英、甘草などを併用する。
寒疝の腹痛には、烏薬、小茴香、木香などを配合し、散寒、理気、止痛の作用のある、たとえば天台烏薬散を用いる。
2.食積不化の場合に使用する。
青皮は消積散滞の力が比較的強い。
食積気滞による上腹部がつかえて苦しい、脹って痛むときに、常に山楂、麦芽、神曲などの消導薬と配合した、青皮丸を用いる。
このほか、気滞血瘀による癥瘕積聚には、三棱、莪朮、鬱金などとともに用いる。
本品の破気散結の効能のためである。
近年、青皮に血圧を上昇させる作用のあることが発見された。
「注意」
気虚で汗が多いときには、多量に使用してはならない。
青皮と陳皮の性質は基本的に同じであるが、青皮の方が性質が激しくて疏肝破気・散結化滞の力が強いので、脇痛・腹のつかえ・消化不良・乳房の腫脹に使用し、陳皮は健脾燥湿・理気化痰の力が強いので、上腹部の膨満・嘔吐・下痢・咳嗽・喀痰に使用する。
「処方例」
青皮丸、二陳湯、天台烏薬散など。
「用法・用量」
内服:煎剤には1日3~10グラム、あるいは丸・散剤に入れる。

商品名青皮(せいひ)
規格500g
価格1860円・箱
製造元中国
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