益母草(やくもそう)

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「基源」
科名:シソ科/属名: メハジキ属
和名:目弾き(メハジキ)/生薬名:益母草(やくもそう)/学名:Leonurus japonicus Houtt.
シソ科 のホソバメハジキ Leonurus sibiricus L. およびメハジキ L. japonicus HOUTT. の全草である。
和名メハジキは、「目弾き」の意で、茎に弾力があり、昔は子どもたちが短く切った茎の切れ端を、瞼につっかえ棒にして張って、目を大きく開かせて遊んだことによる。

「出典」 神農本草経 上品
「別名」 益母、益母蒿、益母艾、茺尉草、茺尉、坤草など
「性味」 辛、微苦/微寒
「帰経」 肝、心、膀胱

「成分」
アルカロイド、フラボノイド(ルチン)、有機酸、ステロール、スタキオース、ビタミンAなどを含有する。
「効能」
月経不順、月経痛、無月経、産後お阻、悪露の停滞、不正性器出血、難産、残留胎盤、高血圧症、打撲外傷による腫脹・疼痛、急性腎炎、浮腫、尿量減少、乳腺炎、皮膚化膿症に用いる。
「薬理作用」
活血調経、利尿消腫
子宮収縮 (leonurine, 水エキス)、呼吸興奮作用、血液凝固促進作用 (水エキス)、利尿作用。 「応用」
婦人科の常用薬である。産後に、子宮収縮力が弱いために出血・悪露の持続・腹部が脹って痛むなどの症状があるとき(出血量は少量で黒色の血塊がまじり・腹部の圧痛が強い)に使用すると、子宮収縮作用によって止血し悪露を除く。益母草の浸出液を服用する。
1.女性の血脈阻滞による生理不順、生理痛、無月経、産後瘀阻による腹痛、悪露過多および打撲損傷による瘀血痛などの証候に用いる。益母草は婦人科の要薬となっている。損傷による疼痛にも使い、単独で濃縮して内服しても良いが、当帰、川芎、赤芍薬などを配合して併用することもできる。
2.腹部の慢性附属器炎などの腫塊や気血両虚のために生殖機能が低下した婦人の不妊症には、益母草30-60gを5杯の水で2杯まで煎じ、残渣を除いて鶏肉とともに煮込んで服用するのもよい。以上の方薬は長期間服用すると効果がある。一般に、月経痛には以上のように服用するか、水浸液を使用する。
3.排尿困難、水腫に用いる。益母草は利尿消腫の作用があり、単独で煎じて内服しても良い。よく鮮白茅根を配合して利尿消腫の効果を強める。その他清熱解毒の作用があり、化膿性炎症、皮膚掻痒感にも用いる。内服と外用を併用する。
腎炎の浮腫・血尿に使用する。利尿・去オの効能があるので、服用すると浮腫は迅速に消退し・食欲は増加し・血尿を止める効果もあるが、尿たんぱくに対する効果は明らかではない。一般に、急性腎炎に対して有効であるが、慢性腎炎に対する価値はほとんどない。乾燥品か新鮮品を煎服するのがよい。単独で使用しても有効ではあるが、症状に応じて他の薬物を配合する。腎結石の血尿にも使用する。
4.近年来、臨床で冠状動脈硬化性心臓病にもよく用いられる。
「処方例」
芎帰調血飲、芎帰補血湯、天麻鈎藤飲、八珍益母丸など。
「用法・容量」
煎剤、あるいは丸・散剤に入れる。
有効成分の含有量が少ないので、水煎剤には用量を多くし、一般には1回15-60gとする。腎炎の治療にはさらに大量を用い、乾燥品なら1日90-120g、新鮮品なら180-240gを煎じ、2-3回に分けて温服する。産婦人科領域では浸出液を濃縮して使用するのがよく、1日3-6mlを3回に分けて服用する。

商品名益母草(やくもそう)
規格500g
価格1580円・箱
製造元中国
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