小青龍顆粒 (しょうせいりゅうかりゅう)

通常価格:¥ 1,860 税込

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小青竜湯―『小青龍顆粒』は、病院でも処方される機会の多い漢方薬です。鼻カゼのほか、アレルギー性鼻炎や気管支喘息、花粉症などに広く用いられています。方剤構成から“麻黄剤”に分類されます。漢方薬理的には、体を温め病気を発散して治す“辛温発表剤”の部類です。漢時代の「傷寒論」および「金匱要略」という古典書で紹介されている処方です。適応証(体質)は、表証(急性期)、中間証(体力中くらい)、寒証(冷え)、湿証(水分異常)となります。
漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。小青竜湯―『小青龍顆粒』の 構成生薬は下記の8種類です。薬理的に重要な役割をする“麻黄”には、交感神経刺激薬のエフェドリン類が含まれます。この成分は、西洋医学の気管支拡張薬 と同様の作用を示し、咳やゼイゼイする喘鳴をおさえます。そのほか、おだやかな発汗・発散作用のある“桂皮”、痛みをやわらげる“芍薬”、咳やアレルギー 症状をおさえる“半夏”や“五味子”、“細辛”などが含まれます。これらがいっしょに働くことで、よりよい効果を発揮します。病院では、煎じる必要のない エキス剤を用いるのが一般的です。
成分: • 麻黄(マオウ) :駆水剤です。余計な水分を汗として抜きます。
• 桂皮(ケイヒ) :汗を出させからだの表面を調えます。
• 芍薬(シャクヤク) :筋の凝りやひきつりをなおします。
• 半夏(ハンゲ) :駆水剤。嘔吐、腹中雷鳴、咳逆などを治す。
• 五味子(ゴミシ) :冒(頭部の発散不良による頭痛、めまい耳鳴りなど)を治す。
• 細辛(サイシン) :内臓を温め、巡りを良くする。
• 乾姜(カンキョウ) :生姜よりももっと深くまで(消化器)温めます。
• 甘草(カンゾウ):緩和の効があり、巡りを良くし、痛みを和らげる。
効果: 解表化飲、止咳平喘。発汗作用があり、体の熱や腫れ、あるいは痛みを発散させます。また、水分バランスを調整する働きもあります。西洋医学的には、気管支拡張作用、抗アレルギー作用、抗炎症作用などが認められています。
適用: 具体的には、水様の痰、水様の鼻水、鼻閉、くしゃみ、喘鳴、せき、なみだ目などの症状に用いられます。通常、鼻カゼ、感冒、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、うすい水様のたんを伴う咳、気管支炎、気管支喘息、花粉症などの治療に用いられます。とくに、カゼのひき始めなどでゾクゾク寒気がし、クシャミや水っぽい鼻水がたくさんでて困るときに適します。体力が中くらいの人に向く処方です。
又近年の研究では腎臓病、腎炎、ネフローゼ、急性の浮腫、百日咳、肺炎、湿性胸膜炎、急性腎炎、関節炎、湿疹、蕁麻疹、胃酸過多症、唾液分泌過多症、涙嚢炎、水疱などの治療にも用います。
使用: 口服:1回1包、1日3回。
注意: 1.小青龍顆粒(小青竜湯)を服用する期間内にタバコ、酒、辛いもの、生冷ものと油こいものなどをしないで下さい。
2.小青龍顆粒(小青竜湯)を服用する期間内に滋補類漢方薬を服用しないで下さい。
3.体がひどく弱っている「著しい虚証」の人、胃腸の調子の悪い人、また、暑がりで発汗の多い人には向きません。
4.麻黄には、心臓や血管に負担をかける交感神経刺激薬のエフェドリン類が含まれます。そのため、高血圧や心臓病、脳卒中既往など、循環器系に病気のある人は慎重に用いる必要があります。
5.注意が必要なケース:虚証・裏証(虚弱、病中・病後の衰弱期)、発汗の多い人、胃腸の病気、循環器系に病気または既往歴のある人(高血圧、心臓病、脳卒中)、腎臓病、排尿障害、甲状腺機能亢進症のある人など。
6.飲み合わせ:エフェドリンやテオフィリンなど交感神経刺激作用のある薬との併用は慎重におこないます。また、芍薬甘草湯など甘草を含む他の漢方薬といっしょに飲むときは、「偽アルドステロン症」の副作用に注意が必要です。 他の麻黄剤、エフェドリン類含有製剤、甲状腺製剤(チラーヂン)、カテコールアミン製剤(アドレナリン、イソプレナリン)、テオフィリン(テオドール)、甘草含有製剤、グリチルリチン(グリチロン等)など。
7.妊娠の方は慎重に服用して下さい。

商品名小青龍顆粒 (しょうせいりゅうかりゅう)
規格13g×6包/箱
価格1260円・箱
製造元四川泰楽製薬有限公司
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